ブックタイトルPOCKET ORCHESTRAL 2020 SPRING

概要

POCKET ORCHESTRAL 2020 SPRING

　取り巻く市壁のサン・ピエトロ門（16?17世紀）、銃眼の施された鐘楼をもつサン・マルティーノ大聖堂（11?14世紀）、ロレンツォ・ノットリーニによって設計・建設されたグアモ水道橋の終点施設（１８２３?１８３３年）など。この水道橋は、現在も旧市街の噴水に水を送り続けています。アレッサンドロ・タンベッリーニ市長ルッカ市Lucca/ルッカ市私たちが２０１９年の５月に国立市を訪れた際、再築中の旧国立駅舎を視察しました。このたびめでたく竣工したとのこと、永見市長と国立市の皆様に心よりお祝い申し上げます。旧駅舎はあなたたちの美しいまちへの玄関口であり、その再築は重要な公共事業です。駅は、日々多くの人々を出迎える重要な場所であり、効率的で環境に優しい公共交通機関のシンボルでもあります。春の訪れが私たちに友情と文化交流の新しい機会をもたらすことを願い、心からのご挨拶を送ります。ルッカ駅は、１８４６年にルッカ― ピサ間に新しい鉄道が開通したときに建設されました。当時イタリアはまだ統一国家ではなく、ルッカはルッカ公国という小さな自治州の首都であり、ピサはトスカーナ大公国の領土でした。したがって、ルッカ・ピサ鉄道は、歴史上最も古い国際鉄道の１つであると言えます。駅舎は新古典主義の造りとなっており、建築家ジュゼッペ・パルディーニによって設計され、いくつかの重要なモニュメントからほど近い場所に位置しています。旧市街をイタリアより古い駅！ルッカの歴史ある建築群山の情報発信基地「北秋田森吉山ウエルカムステーション」が設置されています。ぜひ、北秋田市へお越しになった際は訪れてみてください。津谷永光市長北秋田市Kitaakita/北秋田市国立市を見守り続けました旧国立駅舎が、解体から14年の歳月を経て、新たな息吹が吹き込まれ開設の運びとなりましたことを心よりお祝い申し上げます。創建当時の姿をそのままに、歴史ある赤い三角屋根の駅舎は、まちの魅力を発信しながら、人や文化の交流拠点として賑わいの中心となっていくことでしょう。多くの皆様の想いにより再築されました旧国立駅舎が、貴市のシンボルとして地域とともに歩む素敵な未来をご祈念いたします。阿仁合駅は国鉄阿仁合線阿仁合駅として昭和11年から営業を開始し、昭和61年11月より秋田内陸線阿仁合駅となり、平成元年４月に現在のような三角形の駅舎に改築しました。その後、平成30年から平成31年４月にかけて駅舎の改修が行われ、形が４ の背中合わせになっていることからみんなが笑顔になれる「しあわせのえき」としてリニューアルされました。駅では本格的な洋食が楽しめる里山レストラン＆カフェこぐま亭が営業しています。こぐま亭の馬肉シチューは大人気メニューとなっています。２階には北秋田市が誇る森吉三角屋根がそっくり！「しあわせ」の阿仁合駅▲大きな三角屋根の阿仁合駅▲ルッカ駅